現場発泡ウレタン ゼロフロン®
【事例紹介】平成14年省エネルギー基準をクリアした、ゼロフロンER採用メリット
住宅金融支援機構フラット35Sの融資を受ける際に、技術基準をクリアする必要があり、断熱性能においては、省エネルギー対策等級4(平成11年省エネ基準レベル)が条件となっています。
【例】省エネルギー等級3から等級4に等級をアップした場合の断熱材の厚み増 (東京都(W地域)、鉄筋コンクリート造等の住宅の場合)
現場発泡断熱材 | 一般のノンフロン系現場発泡断熱材 | ゼロフロン®ER | |||||
部位部位 | 省エネ 等級3 |
省エネ 等級4 |
等級3→4への変更に伴う厚み増 | 省エネ 等級4 |
等級3→4への変更に伴う厚み増 | ||
屋根又は天井 | 25o | → | 25o | 45o UP | 25o | 30o UP | |
壁 | 25o | → | 40o | 15o UP | 30o | 5o UP | |
床 | 外気に接する床 | 35o | → | 75o | 40o UP | 60o | 25o UP |
その他の床 | 20o | → | 55o | 35o UP | 45o | 25o UP | |
土間床等の外周部 | 外気に接する床 | - | → | 30o | 30o UP | 25o | 25o UP |
その他の床 | - | → | 10o | 10o UP | 10o | 10o UP |
省エネルギー等級のアップにより、断熱材の厚みは増しますが、ゼロフロン®ERを使用することにより、厚み増 を抑えることが可能です。
現場発泡断熱材 | 断熱材 厚み |
断熱材吹付け時の厚み代 | 石膏ボード+GLボンド代 | 壁の 仕上げ代 |
ゼロフロン®ER | 30o | 12o | 25o | 67o以上 |
一般のノンフロン系現場発泡断熱材 | 40o | 15o | 25o | 80o以上 |
断熱材を代替フロン系からノンフロン系に変更する場合や、省エネルギー等級を上げる場合、断熱材を厚く することになるため、壁の納まり、躯体倒れ、建具の寸法等への配慮が必要になりますが、ゼロフロン®ERに よって、壁の仕上げ代にゆとりが生まれます。
鉄筋コンクリート造 内断熱工法 平成11年省エネルギー基準(等級4)
【断熱補強を省略できる仕様例】
(1)(構造熱橋部の梁、柱が室内側に突出している場合、かつ、柱、梁等の出寸法が900o以下の場合)
【断熱補強を省略できる仕様例】
(2)(構造熱橋部の梁、柱が室内側に突出している場合、かつ、柱、梁等の出寸法が900o以下の場合)
上記は一例です。その他仕様については、お問い合せください
参考資料:住宅省エネルギー基準の解説 財団法人建築環境・省エネルギー機構